続き薄の場合、濃茶と薄茶を連続するので、後炭でおこなう炭の拝見や水注ぎを、初炭のときにおこないます。
●釜を釜敷におろして下座へずらすとき、後炭の位置(半畳の真ん中)までずらします。
●釜敷は初炭用の紙釜敷。
●香合を出す位置は、貴人畳の角ではなく、中畳側の角に置きます。
●香合を拝見に出したら、その手で釜に鐶をかけて炭斗前に引き寄せ、正客からの「風炉中の拝見」の所望があれば受け、鐶を外して右に置き、灰器を持って退室します。
●客の風炉の拝見が終わると、水注ぎを持って出て、後炭の手順で釜に水を注ぎ、茶巾でふいて釜をかけ、炭斗を持って退室します。
●客の香合の拝見が終わったら、出て、あいさつします。