筒型の底の深い茶碗。湯が冷めにくいので冬に使います。
ポイントは、茶碗を茶巾で拭くとき。通常とは逆で、「いり」→ふち!
●茶を点てるときも茶筅通しのときも、茶碗を少し傾けます。
●茶巾で拭くとき、茶碗に入れた茶巾を人差指と中指で挟むように持ち(狭くて深いので通常のように手が入らないので)、まず見込み部分(底)を「いり」の字に拭きます。ふくだめを茶碗に掛け、ふちを拭き、拭いた形のまま茶碗を置き、茶巾を持ち上げてはずし、左掌に手前から向こうに流すように置き、先端を手前に折って、逆手に取って釜蓋に戻します。