水蓋に葉を使うお点前です。
1 準備
●葉を、茎を手前にして水指に乗せます。
梶、桐、蓮、蕗などの葉を使います。毒のある葉、臭いのきつい葉は使いません。
2 道具の運び出し
●葉蓋の水指で茶道口で総礼。
3 葉を建水に捨てる
●通常、水蓋をあけるところ(茶碗に茶を入れたあと)で葉を右手で取り、図の手順で葉を折って建水に捨てます。
※最近は、④と⑤で、手前に折るのではなく、向こう側に折るのが良いとされているようです。
4 拝見
●水蓋がないので、釜蓋(水一杓のあと)で拝見を請われます。
●このとき、通常の点前では、釜蓋を切ったあと水蓋を閉めるため柄杓を蓋置きに預けますが、水蓋がないので、柄杓は直接建水に乗せます。