※軸の巻き方はこちらを参照(準備中)。
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1 席入り
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●連客が席入し、順次挨拶をした後、正客から「お軸荘のようにお見受けしますが、差し支えなければ拝見したい」と所望があります。
●亭主はこれを受け、軸荘用の扇子を持って床前に。 -
2 軸を掛ける
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<帛紗を懐中>
●右手で掛物を取り、水平にして左手に渡します。右手で帛紗を①手前から向こう、②右から左、と折り、懐中します。
<巻緒・巻紙を解く>
●右手で巻緒を輪にしながら解き、左手小指に引っ掛けます。
●巻紙を同じように三つ折りにする感じでほどき、右角を折って、右膝横に伏せて置きます。
<風帯まで広げる>
●風帯の長さ分くらいの余白を上に空けて置き、風帯の長さ程度まで広げます。
●右側の風帯の①②折りをとき、③上に伸ばし、左側も同様にします。
●風帯を①右側、③左側の順に下に伸ばし、②巻に挟み込み、持ちやすいところまで巻き上げます。
<床釘にかける>
●扇子を握り、右手で中骨ひとつぶん開くと、手のひら側が自分に向くように手首をひねり、先端を掛緒に斜めに引っ掛けて扇を閉じます。
※このとき扇子を垂直にするとはずれるので、斜めを維持したままにします。
●立ち上がって、軸釘に掛け、扇子を垂直にしてはずします。
●両手で軸先を持って少しずつ広げます。
※掛け軸を見下ろすことはしませんので、少しずつしゃがんでいきます。
●一礼し、置いた巻紙を持って下がります。 -
3 拝見と挨拶
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○<お軸の拝見>
●<拝見の挨拶>
●<巻き上げ>
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4 軸を巻き上げる
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●<巻き上げ>
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