風炉に移る直前の四月下旬に、なるべく火をお客様に見せないために使います。
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透木をとる
- ●炭手前で、釜をあげ定座に置いたあと、次の手順で透木をとります。
●①右の透木を右手でとり、左掌で打ち返します。
●②左の透木を右手でとり、左掌の透木にそのまま重ねます。
※この時点で、両方の透木の火付が右を向きます。
●③ひとひざ釜の方を向き、④右手であしらって左手で鐶の左に置きます。
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透木を戻す
- ●戻すときは、①左手でとり、右手であしらって左掌にのせます。
●②炉の正面を向き、二つ重ねたまま打ち返し、③右手で上の透木をとって炉壇の右側に置きます。
●④もうひとつの透木を左掌で打ち返して、右手で左側に置きます。