棗を濃茶に使うときに帛紗で包むお点前です。
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包み方
- ●帛紗をひし形に置きます。※わさが左手前。模様がある方を奥の裏側。
●中棗を中央に置き、手前、奥の順にかぶせ、左の端を上にして左右を結び、二度目は逆に結びます。 -
解き方
- ●結び目を一つ解いたら、半月に持って左掌に乗せ、右側を引っ張って解きます。
●向こう、手前と開き、右手で棗を持ち、左手は折り目に従って持ちます。
●右向こうの角(わさの向こう側)を右手でとって、通常の四方捌きをします。
●以降、通常どおり。
※茶は三杓で残りは搔き出します。 -
拝見
- ●拝見に出すときには、茶入の扱いで清めます。